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賃貸物件の防犯対策:安心して暮らすための基本ガイド
2026.04.09

賃貸物件で暮らす際、気になる点の一つがセキュリティ性です。近年ではTVモニター付きインターホンやオートロックなどを入居時の必須条件として考える方も増えています。
今回のコラムでは、防犯対策をテーマに賃貸物件でも実施できるものをピックアップして紹介します。
防犯対策は心構えから
防犯の基本は、専用グッズを揃える前に「狙わせる隙をなくす」ことです。さまざまな防犯グッズを紹介する前に、専用のグッズがなくてもすぐに実施できることを紹介します。いわば防犯の基本となるものですので、実施できていないところはすぐに取り組んでいきましょう。
短時間の外出でも鍵をかける
防犯対策は基本的に空き巣への対策です。特に戸建ては空き巣に狙われやすく、またアパートやマンションでも低層階は被害にあいやすい傾向があります。
数分間といった短い時間の外出でも鍵をかけることを徹底しましょう。たとえその瞬間には狙われなくても「ゴミ捨てのときには鍵をかけない」などといったことが知られてしまうと危険です。空き巣は窓からの侵入も多いので面倒でも玄関だけでなく窓もしっかりと施錠した上で外出してください。

郵便受けにカギをかける
配達物が個人宛に届く郵便受けは、いわば個人情報のかたまりです。個人情報が空き巣などに知られてしまうと自宅に侵入されることとは別の方法で悪用される可能性もあります。郵便受けにカギがない場合は南京錠などを自身で設置するようにしましょう。また、郵便受けに名前を記載するのは一般的ですが、住んでいるのが女性だと知られてしまうと防犯上の危険性が高まります。記載する場合も苗字までにしておくことをおすすめします。
エントランス・窓・室内でできる防犯ポイント
空き巣による侵入は窓もしくは玄関からです。そのため、頑丈な玄関なら「鍵を開けさせないこと」や「鍵を開ける時間がかかるようにすること」、窓なら「割られづらくすること」も重要になります。

補助鍵
補助鍵とは、既存の鍵に追加して設置する鍵のことです。鍵が増えると解錠に時間がかかるため、侵入されにくくなります。工具不要で設置できるものもあるので、賃貸物件でも問題なく取り付けられます。
サムターンカバー
ドアの内側についている鍵の開閉を行う際に回すつまみをサムターンといいます。空き巣はドアの郵便受けなどから金属の棒を入れ、内側からサムターンを回して侵入する手法を使うことがあります。サムターンを囲うサムターンカバーを設置することで、外側からサムターンを回されることを防止できます。
防犯フィルム
防犯フィルムは窓ガラスに貼りガラスを割れにくくするものです。侵入までの時間を遅らせる効果があります。空き巣は犯行現場を目撃されないよう、なるべく短時間での侵入を試みます。そのため、侵入までの時間がかかるだけで大きな防犯対策になります。
スマートロック
スマートロックはスマートフォンやICカード、暗証番号などを使用して施錠・解錠できるシステムです。その場にいなくても施錠状態の確認や、遠隔で施錠・解錠することも可能です。また、友人や家族などに一時的にアクセス権限を付与できる機能や、施錠・解錠が行われた日時の履歴やその操作主の履歴も残せます。ロック自体に電池が必要なので定期的な交換は必要で、基本的には月額課金制ですが、解錠されたらスマートフォンに通知が来る設定にもできるので利便性は高いです。既存の鍵に後付けできるタイプであれば賃貸物件で設置可能です。
今回紹介した防犯対策以外にも、地域や管理会社との連携も重要です。同じマンションの人と挨拶を交わす、不審な人物を見かけたら管理会社に共有するなど、防犯グッズ以外の対策も実施することで、より安心できる暮らしにつながります。

