コラム

賃貸

シェア居住・コリビングの可能性と課題

 

 

新しい共同生活のかたちとして、「コリビング」が注目を集めています。今回のコラムではコリビングの特徴やシェアハウスとの違いを中心に、ニーズや課題について紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コリビングとは

コリビング(Co-Living)とは、居住空間とワークスペースを併設した「職住一体型」の共同生活スタイルを指します。コリビングの大きな特徴は、仕事も建物内で行えるようになっているところが挙げられます。

 

共同生活をするという点ではシェアハウスをイメージする方も多いでしょう。
コリビングにはキッチンやリビング、バスルームなどに加え、コワーキングスペースが設けられています。物件によっては、ラウンジやジムスペースなども備わっている場合もあります。

 

複数人と空間を共有しながら暮らす点では、シェアハウスとコリビングは共通しています。シェアハウスとの大きな違いは、そこで暮らすだけでなく、リモートワークやノマドワークを行う職場としての役割を持っている点です。個人用の仕事スペースではなく、共同で使用するコワーキングスペースを設け、いわば職場も共有する点がコリビングの最大の特徴です。

 

フリーランスやリモートワークといった新たな働き方が一般的になる中で、時代に合わせた新しい住居のかたちだといえます。

 

既に首都圏を中心に、多くのコリビング賃貸マンションが建設されています。広いコワーキングスペースを必要とするため、あらかじめコリビング物件として新築されるケースが一般的です。
 

 

 

 

 

 

 

シェアハウスとコリビングのニーズの違い

複数人で共同生活する点ではシェアハウスとコリビングは共通していますが、入居者のニーズは異なります。
 

まずシェアハウスは、主に「居住コストの削減」を目的とする層に支持されています。個室以外を共有することで初期費用や月々の賃料を低く抑えられるため、経済的負担を軽減しながら社交的な環境を楽しみたい方に適しています。

 

一方でコリビングは、シェアハウスと同様にプライベート性は一人暮らしよりも劣りますが、仕事に適した高速インターネットやワークデスクなどが備わったコワーキングスペースが設けられています。設備が充実しているため、一般的な一人暮らしよりは賃料が高くなります。

 

とはいえ、自宅・自室以外での作業環境を求める方にとっては大きな魅力があります。オフィスを別に借りる必要もないので、起業家やフリーランスなど、低コストでビジネスを始めたい方にとって費用対効果は高いといえるでしょう。職場を他者と共有するため、アイデア交換や新たなビジネスパートナーとの出会いのチャンスも生まれやすくなります。

 

 

 

 

 

 

 

賃貸オーナーにとってのメリット・デメリット

コリビングには充実したコワーキングスペースが必要です。そのため、インターネット環境が悪いところでは入居者は集まりにくいでしょう。また、既存のアパートやマンションをコリビングにするには、大規模なリフォームも必要となります。さらに、コリビングは、月単位での契約が一般的です。そのため、設備などに問題があればすぐに退去につながってしまうリスクがあり、常に競合を意識した物件づくりが求められます。

 

ただし、メリットも多くあります。個別にキッチンやバスルームを設ける必要がないので、多くの人が入居でき、利回りは高くなりやすいでしょう。同じ理由で空室による損失の割合も軽減できます。

 

まだまだ広く普及しているとは言えないコリビングは、コリビングであるだけで差別化を図れる状況にあります。働き方が多様化する中で、コリビングはこれからさらにニーズが高まっていくと予想されます。

 

 

 

 

 

 

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