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季節ごとにやるべき建物管理|梅雨前の6つチェック項目
2026.05.21
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梅雨入り前に確認したい建物管理のチェックポイント
物件オーナーにとって、建物を適切に管理することは、維持費などのコスト面、入居者の満足度向上による空室リスクの軽減などにつながる重要な業務です。
今回のコラムでは、梅雨入り前のこの時期の建物管理において重視したいチェック項目を紹介します。
雨どいの詰まり確認
屋根から雨を伝わせ、縦どい・排水溝へとつなぐ雨どいは、落ち葉やゴミ、鳥の巣などによって詰まりやすい箇所です。
雨どいが詰まり、適切に排水ができないと、そこから雨があふれて直接外壁を伝い、それが原因で家の中に浸水してしまうことがあります。
排水溝の清掃と点検
地面にある排水溝も落ち葉などがたまりやすい箇所です。排水溝が完全に詰まってしまうことは稀ですが、水はけが悪くなることで雨の日に建物一階部分まで大きな水たまりができてしまうなど、入居者の住環境に悪影響を与えることもあります。
雨どい・排水溝ともに、雨の日が増える梅雨入り前に点検・清掃をしておきましょう。
屋根のひび割れチェック
集合住宅では瓦屋根のケースは少ないですが、丈夫な瓦屋根でもひび割れや欠け、浮き、ズレなどから雨漏りにつながることがあります。スレート屋根や金属屋根の場合でも同様のチェックが必要です。
金属屋根の場合は腐食していることもあるので併せて確認するようにしてください。屋根上の点検は転落の危険を伴うため、無理をせずメンテナンス業者へ依頼しましょう。
外壁のひび割れ・穴の確認
外壁に小さなヒビが入っているのは珍しいことではありませんが、小さなヒビからでも長期間放置されると屋内への浸水につながることがあります。
また、エアコン工事などの開口部が退去後に放置されていないか、外壁の穴も確認が必要です。ひび割れや穴は早めにふさぐのが得策です。自身で行うと補修材や補修方法によっては他の場所で影響が出ることもあるので、専門業者に依頼することをおすすめします。
コーキング・サイディングの劣化確認
現在の多くの家屋では、サイディングボードと呼ばれる板状の壁材を建物の外側に設置しています。ボードは一枚ではなく、つなぎ合わせて設置します。その際、ゴム状の素材でつなぎ目を埋めるコーキング(シーリング)という作業が行われます。
しかし、コーキング部分は経年劣化していくため、欠けやヒビが発生します。すると、将来的に浸水につながる恐れがあります。
また、サイディングボードも経年劣化をする素材です。外壁をこすると手が白くなるのは単に汚れているからではなく、サイディングボードの塗料が紫外線や雨風の影響で分解が進んでいることも原因として挙げられます。
この状態は防水性が下がっていますので、塗装のし直しなども検討するとよいでしょう。
コーキング部分からの雨水侵入や激しい温度変化などにより、サイディングボードが反ってしまうことがあります。反りが大きいと張り替えが必要になるケースもあるので、定期的に点検を行うようにしてください。
床下・天井裏の点検
雨漏りは一度に起こるわけではなく、天井裏や外壁などから少しずつ雨が侵入することで発生します。梅雨の時期は侵入した雨水が乾く時間がないことから、雨漏りにつながりやすくなります。
屋根裏に濡れた箇所があれば、近い将来に天井まで達するかもしれません。また、湿気のこもりやすい床下も同様に確認することをおすすめします。
また、シロアリは湿った木材を好むので、雨漏りはシロアリの発生原因にもなります。建物の強度が低下し、大規模な修繕が必要になる可能性もあります。
梅雨入り前の適切な点検とメンテナンスが、将来的な大規模修繕コストの抑制と、資産価値の維持に直結することを意識してみてください。
最後に
建物管理は、入居者の安心・安全な暮らしを守るだけでなく、オーナー様にとっても大切な資産価値を維持するために欠かせないものです。
特に梅雨前の点検は、雨漏りや設備劣化などのトラブルを未然に防ぐ重要なタイミングとなります。定期的なメンテナンスを行うことで、結果的に大規模修繕や空室リスクの軽減にもつながります。
ランドハウジングでは、建物管理や修繕に関するご相談も承っております。気になる点がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。