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冬の健康管理。インフルエンザ予防法と免疫力を高める生活習慣
2025.02.20
冬は冷え込みが激しく、体調を崩しやすい季節です。命に係わる重大な病を引き起こす恐れもあるため、日頃から対策を講じて健康を害さないようにしましょう。
冬の健康管理のポイント
冬の健康トラブルは、思いのほか深刻です。大きな被害を防ぐためにも、まずは冬に起こりがちな健康トラブルから身を守る方法からご紹介します。
・温度変化に注意
寒い環境下では急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、脳卒中や心筋梗塞を起こしやすくなります。特に冬場の入浴時は血圧が変化しやすいため、脱衣所や浴室を暖房器具で温めて温度差をなくしましょう。
・水分補給
冬は空気の乾燥や暖房の使用により、肌から水分が奪われます。夏に比べて喉も渇きにくく、水分摂取量も減少しがちです。しかし、水分が不足すると脱水症状を引き起こす恐れがあり、感染症にもかかりやすくなります。たとえ喉が渇いていなくても、こまめに水分を補給して脱水を予防しましょう。
・感染症対策
低温かつ乾燥した環境を好むウイルスにとって、冬は絶好のシーズンです。ウイルスが活性化すると、風邪やインフルエンザなどの感染症が流行します。特に湿度が40%を下回るとウイルスの生存期間が長くなるので、暖房と加湿器で温度と湿度を調節しましょう。
インフルエンザ予防法
インフルエンザは普通の風邪とは異なり、38度以上の高熱や筋肉痛・関節痛など辛い症状を伴います。特に高齢者やもともと持病がある方は重症化しやすいので、予防がなにより大切です。
・手洗い
色々な物を触った手には、ウイルスがたくさん付着しています。外出後は石鹸で手を洗い、手指についたウイルスをしっかり洗い流しましょう。
・うがい
口の中に入ったウイルスを外に出すには、うがいが有効です。口の中をすすぐブクブクうがい、喉を洗浄するガラガラうがいで、ウイルスを除去しましょう。
・マスク
マスクを装着すると、ウイルスの拡散を防ぐことができます。マスクには加湿効果もあり、鼻や喉の乾燥対策にも効果的です。
・こまめな換気
換気が不十分な室内では、ウイルスが溜まりやすくなります。定期的に窓を開けて、室内の換気を行いましょう。
・ワクチン接種
インフルエンザの予防には、ワクチン接種も有効です。ワクチンにはインフルエンザの重症化を防ぐ効果と発症を抑える効果が認められているので、流行前の摂取をおすすめします。
在宅勤務の人にもおすすめの免疫力アップ法
インフルエンザをはじめとする感染症は、免疫力が低下すると発症しやすくなります。感染症にかからないためには、生活習慣の見直しも不可欠です。
・適度な運動
在宅勤務は人と接触する機会が少なく、インフルエンザ予防には最適な勤務形態ですが、一方で運動不足に陥りやすく、免疫力が低下しやすいという側面もあります。運動不足解消には、ウォーキングのような軽い有酸素運動がおすすめです。30分〜1時間ほど早歩きで歩くと、免疫細胞が活発になります。
・栄養バランスの取れた食事
偏った食事は免疫力を低下させるため、バランスの取れた食事を心がけましょう。免疫力アップにおすすめの食材は、以下の通りです。
ビタミンCを多く含む食べ物 | ブロッコリー、ピーマン、柑橘類など |
ビタミンDを多く含む食べ物 | 魚、卵、きのこ類 |
亜鉛を多く含む食べ物 | レバー、牡蠣、ナッツ類 |
食物繊維を多く含む食べ物 | 穀類、野菜、豆類 |
・十分な睡眠
睡眠と免疫力には密接な関係があり、質の良い睡眠は免疫力の向上につながると言われています。睡眠時間は7~8時間、最低でも6時間以上が目安です。
・ストレス管理
ストレスは、免疫力を低下させる原因になります。瞑想や深呼吸、趣味の時間を大事にして、心の健康も守りましょう。
さいごに
冬は感染症が流行しやすく、体調管理には十分注意が必要です。日頃から健康管理を怠らず、規則正しい生活を送ることで、病気に負けない強い身体をつくりましょう。
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